日本内科学会雑誌
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今月の症例
著明な筋肉内血腫をきたした後天性血友病の1例
高橋 有我渡邉 俊樹内山 俊正合田 史佐藤 正通
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2011 年 100 巻 10 号 p. 3052-3054

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抄録

83歳,男性.既往に水疱性類天疱瘡があり,プレドニゾロン10mg/日内服中であった.誘因なく右下肢の筋肉内血腫が生じ,続いて側腹部および前腕の紫斑を認めた.第VIII因子インヒビターが検出され,後天性血友病と診断.プレドニゾロン1mg/kg/日とともに活性型第VII因子製剤を併用した.約1カ月後にインヒビター活性が消失,APTTは正常化した.自己免疫性水疱症に後天性血友病を合併した稀な症例と考える.

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© 2011 一般社団法人 日本内科学会
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