日本内科学会雑誌
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I.話題の感染症への対処法
2.高病原性鳥インフルエンザ(H7N9を含めて)
渡辺 彰
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2013 年 102 巻 11 号 p. 2808-2815

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抄録

次の新型とも想定されて恐れられている高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)は,1997年の香港での発生以来15年間で600例強の発症者のみにとどまっている.同ウイルスが効率良くヒト-ヒト感染を起こすためのウイルスレセプタの分布がヒトでは殆ど見られないことが大きな要因の一つと思われる.また,発症者の死亡率は60%とされるが,抗インフルエンザ薬の早期投与で対応し始めたエジプトでは死亡率が5~6%にまで低下している.

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© 2013 一般社団法人 日本内科学会
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