板橋中央総合病院内科
2013 年 102 巻 4 号 p. 966-968
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症例は25歳,男性.発熱と咽頭痛を主訴に近医を受診し,急性扁桃膿瘍の診断で抗生物質を処方されるも改善せず当院を受診.敗血症性ショックを認め,集中治療管理となった.血液培養でFusobacterium necrophorumを検出し,敗血症性肺塞栓症と右内頸静脈血栓を認めLemierre症候群と診断した.長期の抗生剤投与にて軽快したが,経過中に一過性の抗カルジオリピン抗体と抗CLβ2GPI抗体の上昇を認めた.
日本内科学会会誌
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