聖マリアンナ医科大学腎臓・高血圧内科
2013 年 102 巻 5 号 p. 1070-1082
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腎不全への進展を抑制するためには,検尿の普及と専門医の早期介入が必要である.近年では新規バイオマーカーの発見や遺伝子診断の確立により補助的な診断も可能となりつつあるが,腎組織所見を正しく評価して治療方針をたてることは,臨床に今後も必要である.近年,免疫蛍光法を用いたIgGサブクラス,light chain λ,κ染色の見直しで,新しい疾患概念も提唱されている.今後は,病理診断標準化もさらに進める必要がある.バーチャルスライドはそのための強力なツールになると期待される.
日本内科学会会誌
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