近畿大学呼吸器・アレルギー内科
2013 年 102 巻 6 号 p. 1343-1351
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わが国では人口の高齢化に伴い高齢者喘息が増加しており,かつ喘息死に占める高齢者の割合が高いという現状がある.高齢者喘息に対しては吸入ステロイド薬を中心としたガイドラインに則った治療を行うが,高齢者の特徴を理解して内科医は診療にあたる必要がある.高齢者喘息診療では忍耐強い指導と観察が重要であり,この努力が更なる治療成績の向上,喘息死の減少に結びつくと考える.
日本内科学会会誌
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