高知大学血液・呼吸器内科
2013 年 102 巻 6 号 p. 1378-1383
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気管支喘息の管理は吸入ステロイドを中心とした治療により容易になったが,未だ治療に難渋する患者も存在する.そのような場合,まず喘息以外の因子,すなわち診断の誤りや併存症の影響,吸入手技の適切性を含めた治療コンプライアンスの問題を考える必要がある.それらが除外されれば,真に治療に抵抗する難治性喘息が考えられる.本稿では,難治性喘息の定義,病態,治療について,類似の言葉の問題も含めて簡単に概説した.
日本内科学会会誌
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