岐阜大学附属病院総合内科
岐阜市民病院総合診療・リウマチ膠原病センター
2014 年 103 巻 12 号 p. 3099-3102
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我々は,大動脈壁肥厚を呈した顕微鏡的多発血管炎(microscopic polyangiitis:MPA)の2例を経験した.いずれもCTで胸部大動脈周囲の軟部陰影及びFDG-PETで同部位に集積を認め,MPO-ANCA高値であった.症例1は腎生検で半月体形成性糸球体腎炎を認め,症例2は網状皮斑の皮膚生検でフィブリノイド壊死性血管炎を認め,いずれもMPAと診断,プレドニゾロン(PSL)により大動脈病変の改善を認めた.
日本内科学会会誌
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