虎の門病院内分泌センター
2014 年 103 巻 4 号 p. 916-923
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骨粗鬆症治療は,高齢者の骨折を減らすことを主な目的とするものである.これまでに多くの骨折抑制効果を有する治療薬が開発され,確実に骨折を減らすことが可能な時代を迎えている.それらの薬剤の特性を理解し正しく使用することが重要であることはいうまでもないが,骨折予防を目的とするには,長期にわたる粘り強く確実な治療の継続もまた不可欠である.治療すべき患者の選定,治療薬の選択,治療の継続という三点を常に考慮した骨粗鬆症治療が求められている.
日本内科学会会誌
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