日本内科学会雑誌
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III.診断と治療
5.後天性血友病
玉井 佳子高見 秀樹
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2014 年 103 巻 7 号 p. 1622-1630

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抄録

後天性凝固因子インヒビターとは,後天的に産生される凝固因子に対する自己抗体であり,先天性凝固因子欠乏症と同様に出血傾向を生じる.後天性凝固因子インヒビター大部分が凝固第VIII因子に対する自己抗体であり後天性血友病Aと称され,しばしば生命を脅かす重篤な出血を惹起する.従来まれな疾患であるとされてきたが,本症の概念の浸透と検査技術の発展により,報告例が増加している.本稿では,後天性血友病Aを中心に概説する.

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© 2014 一般社団法人 日本内科学会
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