日本内科学会雑誌
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IV.最近の話題
4.自己免疫疾患に対する造血幹細胞移植
塚本 浩
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2014 年 103 巻 7 号 p. 1669-1676

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抄録

自己免疫疾患に対する自家造血幹細胞移植が1996年に開始され,1,500例以上に施行された.本法では移植前治療による自己反応性リンパ球根絶と移植後免疫再構築による自己寛容回復を目指す.対象は全身性強皮症,多発性硬化症や血球減少症等で,900例の解析では5年生存率85%,無増悪生存率43%,治療関連死亡率5%と期待出来る成績が得られた.臨床第III相試験を経て,本療法がさらに普及する事が期待される.

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© 2014 一般社団法人 日本内科学会
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