群馬県立心臓血管センター循環器内科
2017 年 106 巻 2 号 p. 246-252
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運動療法は,心筋梗塞においては,再発予防効果,心筋梗塞に伴う心不全や不整脈の発症・増悪予防効果,予後改善効果を有する.また,狭心症においては,新たな動脈硬化病変の発症を予防し,胸痛を改善させる効果を発揮する.運動療法には,有酸素運動や抵抗運動のほか,最近では高強度インターバルトレーニングも実施され始めている.運動療法の基本は高強度すぎない安全なレベルで行うことであり,運動強度の設定は患者の目標と状態により異なる.
日本内科学会会誌
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