島根大学医学部附属病院卒後臨床研修センター
2019 年 108 巻 12 号 p. 2460-2466
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バイタルサインは,古代から臨床において最も重要な情報と捉えられてきた.現代では,電子モニターの普及により,バイタルサインはありふれた各数値の情報として医師の目の前に提示されてはただ過ぎ去っていってしまいやすい.しかし,患者の病態の変化を最も鋭敏に察知することができるバイタルサインは,現在においても,予後を予測するうえで最も重要な情報である.本稿では,今一度,内科医が明日からの臨床の現場で役立つバイタルサインの総論を提示する.
日本内科学会会誌
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