日本内科学会雑誌
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I.関節リウマチ治療におけるJAK阻害薬の役割
渡部 龍山田 真介橋本 求
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2021 年 110 巻 10 号 p. 2160-2165

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抄録

JAK(Janus kinase)阻害薬は,経口投与可能な低分子化合物であり,生物学的製剤と異なり,複数のサイトカインの細胞内シグナル伝達を阻害することにより,関節リウマチに対して有効性を示す.現在,我が国では5剤のJAK阻害薬が投与可能である.生物学的製剤と同等またはそれ以上の有効性を示すが,帯状疱疹等の副作用に注意を要する.今後,本邦における長期安全性の検証が重要である.

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© 2021 一般社団法人 日本内科学会
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