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日本内科学会雑誌
Vol. 95 (2006) No. 1 P 140-147

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http://doi.org/10.2169/naika.95.140

医学と医療の最前線

遺伝子組換えヒトエリスロポエチン (rHuEPO : recombinant human erythropoietin) の登場により腎性貧血の治療は大きな変貌を遂げた. 透析期のみならず保存期腎不全患者においても貧血の改善, 輸血の減少以外に広範な臨床効果をもたらした反面, 赤芽球癆 (pure red cell aplasia : PRCA) などの新たな有害事象も発生し, 目標Hb値 (Ht値) の設定などを含め, 解決しなければならない課題も多い. 腎性貧血治療のガイドラインは欧米で確立されたが, わが国でも2004年に日本透析医学会により「慢性血液透析患者における腎性貧血治療のガイドライン」が発表され, 今後血液透析患者以外の腎性貧血治療のガイドラインの策定が待たれている.

Copyright © 2006 一般社団法人 日本内科学会

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