東京大学循環器内科
2006 年 95 巻 10 号 p. 2096-2098
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ビグアナイドは近年糖尿病患者への効果が再評価されており, わが国でも使用頻度が増加してきている. しかし, 重大な副作用として乳酸アシドーシスが知られている. 症例は77歳, 男性, 腎機能が低下した糖尿病患者に塩酸ブホルミン増量後に著明な乳酸アシドーシスとショック状態を呈して当院へ救急搬送された. 入院後も複数臓器の虚血症状が続発し, 治療に難渋した.
日本内科学会会誌
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