日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
Print ISSN : 0021-5384
今月の症例
腎機能低下を伴う糖尿病患者にビグアナイド薬を使用し, 高度の乳酸アシドーシスを伴ってショック状態が遷延化した1症例
山形 研一郎安東 治郎網谷 英介江口 航生波多野 将細谷 弓子柴垣 有吾森田 敏宏永井 良三
著者情報
ジャーナル フリー

2006 年 95 巻 10 号 p. 2096-2098

詳細
抄録

ビグアナイドは近年糖尿病患者への効果が再評価されており, わが国でも使用頻度が増加してきている. しかし, 重大な副作用として乳酸アシドーシスが知られている. 症例は77歳, 男性, 腎機能が低下した糖尿病患者に塩酸ブホルミン増量後に著明な乳酸アシドーシスとショック状態を呈して当院へ救急搬送された. 入院後も複数臓器の虚血症状が続発し, 治療に難渋した.

著者関連情報
© 2006 一般社団法人 日本内科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top