日本内科学会雑誌
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今月の症例
塩酸メトホルミンが著効した黒色表皮腫の1例
稲垣 一道鈴木 敦詞永田 睦子関口 佐保子糸井 智子浅野 昇悟柿澤 弘章早川 伸樹織田 直久伊藤 光泰
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2006 年 95 巻 12 号 p. 2550-2552

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抄録

25歳, 女性. 18歳頃より体重増加, 肥満精査治療目的に入院. 頸部と両腋窩部に黒色色素沈着を認め, 皮膚生検にて黒色表皮腫と診断された. HOMA-R指数14.3, グルコースクランプ法にてもM値1.74mg/kg/minと高度のインスリン抵抗性が示唆された. 食事療法及び塩酸メトホルミン750mg/日の投与により, 体重, 空腹時血清インスリン濃度が低下, 黒色表皮腫も消退した.

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© 2006 一般社団法人 日本内科学会
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