日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
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I. 診断と治療
1. ウイルス
1) 髄膜炎・脳炎
尾上 祐行黒田 康夫
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2006 年 95 巻 7 号 p. 1232-1237

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抄録

ウイルス性髄膜炎, 脳炎は内科的緊急疾患である. 稀な疾患ではないので迅速かつ適切な初期対応ができるようになることが望まれる. ウイルス性髄膜炎は予後が良好な疾患であるが, ウイルス性脳炎は死亡率が高く, 重篤な後遺症を残すことが多い. 診断に必要な検査の優先順位を知り, その結果を正しく判定できることが適切な治療法の選択につながる.

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© 2006 一般社団法人 日本内科学会
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