都立駒込病院神経内科
2006 年 95 巻 7 号 p. 1286-1290
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
HIV関連神経合併症はHAART導入後も必ずしも予後良好ではなく, 特にPMLやPCNSLは重篤な機能障害を残したり, 致死的となる. AIDS指標神経疾患の早期診断と治療法に関して最近の見解を述べた. HAARTはHIV/AIDS患者の生命予後を改善し, HIV感染症を慢性疾患へと変えたが, それに伴い治療薬や高齢化, 慢性HIV感染症などからくる神経合併症なども今後加わり, 益々重要な合併症となると予想される.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら