大阪大学老年・腎臓内科学
2007 年 96 巻 1 号 p. 47-54
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
高血圧治療ガイドラインにおける高齢者高血圧の降圧目標は,最終的には140/90 mmHg未満であるが,75歳以上の場合には,150/90 mmHg未満を目指す暫定目標が示されている.また,超高齢者高血圧の治療対象や降圧目標については十分なエビデンスがない.一般に,高齢者は同じ暦年齢であっても循環動態に関する予備能力に大きな違いがあることを認識し,患者個々の病態に応じた注意深い降圧治療が求められる.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら