Irinotecan/5-fluorouracil/levofolinate併用療法が奏功し，切除可能となった直腸カルチノイド腫瘍軟部組織内転移の長期無病生存例

和田 優子; 平山 泰生; 釋 亮也; 小沼 祐一; 幸田 久平; 吉田 真誠; 中村 豊; 小幡 雅彦; 安藤 政克

doi:10.2169/naika.96.2513

今月の症例

Irinotecan/5-fluorouracil/levofolinate併用療法が奏功し，切除可能となった直腸カルチノイド腫瘍軟部組織内転移の長期無病生存例

和田優子, 平山泰生, 釋亮也, 小沼祐一, 幸田久平, 吉田真誠, 中村豊, 小幡雅彦, 安藤政克

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ジャーナルフリー

2007 年 96 巻 11 号 p. 2513-2515

DOI https://doi.org/10.2169/naika.96.2513

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抄録

症例は57歳，女性．2001年7月直腸カルチノイドにて腹会陰式直腸切断術を施行された．2004年1月仙棘靭帯内転移を認めirinotecan/5-fluorouracil/levofolinate併用療法を行ったところ著効し切除可能となり，22カ月後の現在も無病生存中である．消化管カルチノイドは化学療法の奏効率が低いが，本法は期待できると思われる．

責任著者(Corresponding author)

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