日本内科学会雑誌
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I.概念
I.概念
杉山 斉菊本 陽子槇野 博史
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2007 年 96 巻 5 号 p. 864-868

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抄録

慢性腎臓病(CKD,chronic kidney disease)は2002年に米国腎臓財団NKFにより概念が提唱された.腎障害を示唆する血液,尿検査,または画像検査の異常,または糸球体濾過量(GFR)60 ml/分/1.73 m2未満が3カ月以上にわたって持続する状態である.CKDとは原疾患に関わらず広範に腎臓病の存在を診断するものであり,日常診療において施行される血液検査,尿検査,腹部超音波検査などの簡易検査で診断が可能である.本稿ではCKD診療の基礎となるCKDの定義と病期分類について概説する.

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© 2007 一般社団法人 日本内科学会
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