日本内科学会雑誌
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今月の症例
副腎皮質ステロイドにより難聴が改善したCogan症候群の1例
富樫 賢奥山 慎政井 理恵畠山 卓大谷 浩小松田 敦涌井 秀樹澤田 賢一
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2007 年 96 巻 5 号 p. 986-987

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抄録

Cogan症候群は角膜炎に両側感音性難聴または前庭神経症状をきたす炎症性疾患である.症例は62歳男性.難聴,頭痛,発熱が遷延し入院した.文献的には発症より2週間以内の副腎皮質ステロイド療法が聴力予後を規定するとされるが,発症より1年以上経過した後に副腎皮質ステロイドによる治療を開始し,残存聴力を改善することができた.

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© 2007 一般社団法人 日本内科学会
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