日本内科学会雑誌
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今月の症例
橋本病,特発性血小板減少性紫斑病を合併したACTH単独欠損症の1例
重城 喬行富塚 卓也布施 まさみ瀧澤 史佳
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2007 年 96 巻 5 号 p. 991-993

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抄録

68歳,男性.橋本病・特発性血小板減少性紫斑病にて通院中に全身倦怠感・食欲不振が出現し,血液検査で低血糖を指摘された.cortisol・ACTHともに低値.下垂体負荷試験および副腎皮質刺激試験よりACTH単独欠損症と診断した.ACTH単独欠損症は比較的稀な疾患であるが,橋本病合併例の報告は散見される.本例では,やはり自己免疫疾患とされる特発性血小板減少性紫斑病も併発しており,本症の発症機序を考えるうえで興味深い.

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© 2007 一般社団法人 日本内科学会
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