日本内科学会雑誌
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II.診断へのアプローチ
3.血小板増加症
古和田 周吾石田 陽治
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2007 年 96 巻 7 号 p. 1363-1367

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抄録

血小板数が60万/μl以上を病的と考え血小板増加症とよぶ.(1)反応性(二次性)血小板増加症(2)骨髄増殖性疾患(本態性血小板血症を含む)(3)骨髄異形成症候群(4)家族性血小板増加症(遺伝性)の鑑別が必要である.そのためには,病歴の詳細なる聞き取り·理学的所見の注意深い観察ならびに血液一般検査,骨髄検査,染色体検査などが重要である.WHO分類による本態性血小板血症の診断基準も提唱されている.本態性血小板血症だけに特異的ではないが,JAK2遺伝子変異が高頻度に認められる.

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© 2007 一般社団法人 日本内科学会
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