日本内科学会雑誌
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今月の症例
ペットとの濃厚な接触歴を有する慢性呼吸不全患者に発症したPasteurella multocidaによる重症肺炎の1例
大山 宜孝猶木 克彦国兼 浩嗣岡本 浩明檜田 直也成田 裕介松村 紳一郎堀内 奈緒渡辺 古志郎井上 陽子
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2007 年 96 巻 7 号 p. 1467-1469

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抄録

Pasteurella multocidaP. multocida)はネコ·イヌなどの口腔内常在菌で人畜共通感染症を引き起こす病原体であり,感染動物の咬傷·擦過傷による局所感染症の原因菌として以前より知られている.近年,同菌による呼吸器感染症の報告が散見されている.今回我々は,慢性呼吸不全患者に発症したP. multocidaによる重症肺炎の1例を経験した.当院において過去5年間に呼吸器由来臨床検体からP. multocidaを検出した8例に関する考察とともに報告する.

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© 2007 一般社団法人 日本内科学会
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