東北大学大学院医学系研究科内科病態学講座感染制御・検査診断学
2008 年 97 巻 12 号 p. 3006-3012
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感染症の分野においても新しい検査法が登場し,臨床現場で応用されてきている.肺炎においては肺炎球菌やレジオネラの尿中抗原検出法が利用され,比較的感度が高く,患者に負担を与えない検査法として臨床現場で多く利用されるようになってきている.また,菌血症の病因診断として,白血球内に貪食された細菌のDNAを検出する白血球中細菌核酸同定検査の臨床的有用性が認められつつあり,臨床現場でのさらなる利用が期待されている.
日本内科学会会誌
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