兵庫医科大学内科学糖尿病科
2008 年 97 巻 12 号 p. 3043-3045
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劇症1型糖尿病は,糖尿病関連自己抗体陰性,ケトアシドーシスを伴う急激な発症,血中・尿中Cペプチドの著明な低値,発症時の膵外分泌酵素の上昇があり,特に発症時の著明な高血糖にもかかわらずHbA1cが低値であることが特徴とされている.今回,重症感染症後に非自己免疫性の劇症I型糖尿病と診断し,インスリン強化療法にて血糖コントロールを要した一例を経験した.劇症1型糖尿病の全国調査結果も加えて報告する.
日本内科学会会誌
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