岸和田徳洲会病院循環器科
2008 年 97 巻 2 号 p. 339-345
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PADに対する血管内治療は低侵襲であり,歩行距離の延長,QOLの向上からもバイパス手術に変わる血行再建法となってきている.特に腸骨動脈,大腿動脈の短区間病変での血管内治療の有用性が確立されている.また重症虚血肢に対する大腿膝窩動脈,膝窩動脈以下にも血管内治療の有用性が明らかになってきている.バイパス術に比べ高齢者,心血管病合併患者など高危険群にも適応できる.拡張に成功すれば,下肢虚血はただちに改善され,現在最も注目されている分野である.
日本内科学会会誌
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