日本内科学会雑誌
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今月の症例
四肢の皮疹と痙攣発作にて発症したLymphomatoid granulomatosis(LYG)の1例
野田 和人三浦 史郎中村 普彦堀 賢介本多 靖洋綾部 光芳相澤 久道谷脇 考恭加留部 謙之輔内山 大治
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2008 年 97 巻 2 号 p. 417-419

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抄録

症例は50歳,男性.四肢の皮疹と痙攣発作にて入院.頭部MRIにて右前頭葉皮質下,両側基底核,橋正中から左側に異常信号域,Gaシンチにて両側下腿に集積像を認めた.左下腿の皮膚生検にてリンパ腫様肉芽腫症lymphomatoid granulomatosis(LYG)と診断した.Methotrexate(MTX)大量療法にて一時的に改善したが,CHOP療法開始後に橋出血にて死亡した.中枢神経症状に皮疹を伴う場合は本疾患を疑うことが肝要である.

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© 2008 一般社団法人 日本内科学会
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