日本内科学会雑誌
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II.検査データの見方
6.腎生検病理標本のみかた
遠藤 正之仁科 良呉 瓊
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2008 年 97 巻 5 号 p. 986-993

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抄録

腎生検組織標本は光学顕微鏡,蛍光抗体法,電子顕微鏡の3種類で観察する事が必要であり,なるべく薄く切られた切片で観察する事が重要である.糸球体疾患は病理組織診断にて確定診断が下され,患者の腎機能予後の推定ならびに治療方針の決定がなされる.本稿では,腎生検標本の標準的な染色とその特徴,標本を観察する上で必要な基本的病変の定義,比較的頻度が高い腎疾患の組織像と,典型的病理像を示す疾患について概説した.

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© 2008 一般社団法人 日本内科学会
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