日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
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II.診断へのアプローチ
2.画像診断
鳥塚 達郎
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2008 年 97 巻 7 号 p. 1546-1552

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抄録

FDG-PETは腫瘍の糖代謝情報を反映した画像診断であり,X線CTやMRIなどの形態画像やGaシンチグラフィでは診断困難な病変の評価に有効である.一度の撮影で全身の病態を評価できることから,悪性リンパ腫ではとくに治療前の病期診断や治療後の効果判定,残存病巣の診断において有用性が高い.悪性リンパ腫の診療にFDG-PETを用いることによって診断精度が向上し,患者の治癒率が高くなることが期待される.

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© 2008 一般社団法人 日本内科学会
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