日本内科学会雑誌
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I.障害部位・病態による臨床病型
1.中枢神経の障害
川並 透加藤 丈夫
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2008 年 97 巻 8 号 p. 1764-1770

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抄録
中枢神経を障害する傍腫瘍性神経症候群は小脳変性症と脳脊髄炎の頻度が高く,他に辺縁系脳炎,オプソクローヌス・ミオクローヌス症候群,および脳幹脳炎がある.脊髄障害は稀である.神経症状は急性または亜急性に発症・進行し,腫瘍の発見に先行していることが多い.神経症状,背景にある腫瘍,および抗腫瘍神経抗体の三者の組み合わせから傍腫瘍性神経症候群を速やかに診断することが腫瘍の早期発見に重要である.
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© 2008 一般社団法人 日本内科学会
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