名古屋医療センター臨床研究センター, 感染・免疫研究部, 国立感染症研究所エイズ研究センター
2009 年 98 巻 11 号 p. 2788-2793
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多剤併用療法がHIV/AIDSの治療に導入されてから10年以上が経つ.多剤併用療法の効果は素晴らしく,HIV/AIDS患者の予後は大きく改善された.また血中薬物動態の改善,抗ウイルス効果の増強された新薬の登場により,薬剤耐性HIVのコントロールもある程度可能となった.しかし難治療に陥った多剤耐性症例の対策,薬剤耐性HIVによる新たな感染の発生など薬剤耐性は依然として無視できない問題である.
日本内科学会会誌
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