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日本内科学会雑誌
Vol. 98 (2009) No. 4 p. 737-741

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http://doi.org/10.2169/naika.98.737

II.治療の進歩

経口インスリン分泌促進薬には,SU薬,グリニド薬に加え,DPP-IV阻害薬がある.SU薬およびグリニド薬は,膵β細胞KATPチャネルのSUR1サブユニットに結合しインスリン分泌を惹起するという点では共通であるが,半減期やKATPチャネルへの親和性などの特性は異なり,糖尿病の病態に応じて使い分ける必要がある.また,これまでインスリン療法が常識とされてきた新生児糖尿病の発症原因として,KATPチャネル遺伝子異常による症例が多く存在し,多くの場合SU薬による治療が有効であることが示された.

Copyright © 2009 一般社団法人 日本内科学会

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