名古屋市立大学消化器・代謝内科学
2010 年 99 巻 1 号 p. 71-75
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日本膵臓病学会自己免疫性膵炎診断基準2002年をみたす自己免疫性膵炎の年間受療数は900人,有病患者数は人口10万対0.71人と推計された.発症年齢は60歳代にピークが認められ,これは全体の45%で,さらに46歳以上が全体の96%を占めた.男女比は2.77対1であり,自己免疫性膵炎は中年の男性に多いことが特徴であった.黄疸,肝障害,軽度の腹痛,膵腫大や膵腫瘤の精査目的で発症する症例を多数認めた.
日本内科学会会誌
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