聖マリアンナ医科大学内科学(リウマチ・膠原病・アレルギー内科)
2010 年 99 巻 10 号 p. 2419-2426
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血管炎症候群は慢性・対称性の多関節炎をきたすことがあるため,関節炎を主訴とする患者においては鑑別を要する疾患群の一つである.その鑑別診断のためには,詳細な病歴聴取と,関節所見や関節外所見などの正確な身体所見の取得が重要である.補助手段として血清学的所見や画像所見が有用なこともある.血管炎症候群の標準治療法は,欧米のランダム化比較対照試験に基づいたエビデンスレベルの高いものが推奨されている.
日本内科学会会誌
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