日本内科学会雑誌
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6.Behçet病
廣畑 俊成
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2010 年 99 巻 10 号 p. 2427-2431

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抄録

Behçet病の約60%に関節炎が合併する.一般に四肢の大小関節に非対称に急性ないし亜急性の単関節炎または多関節炎をきたすが,約1~2週で消失し,関節の変形・強直や骨破壊をきたすことは稀である.関節周囲の発赤や浮腫を伴うことが多く,痛風発作との鑑別が必要である.一部の患者は血清反応陰性脊椎関節症に見られるような筋腱付着部炎をきたすが,脊椎炎や仙腸関節炎の合併は稀である.関節炎発作予防にはコルヒチンの有効性が証明されている.

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© 2010 一般社団法人 日本内科学会
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