東邦大学医療センター大森病院リウマチ膠原病センター
2010 年 99 巻 10 号 p. 2447-2452
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反応性関節炎(Reiter症候群を含む)は,一般には消化管または生殖器・尿路感染症に続いて発症する疼痛を特徴とした関節炎である.下肢関節が罹患しやすい急性非対称性関節炎だが,ときに慢性化する.約半数の患者がHLA-B27陽性であり,慢性化と重症度に関与している.リウマトイド因子陰性であり,関節外症状として粘膜皮膚病変(眼・手足・生殖器・爪)がある.治療は,関節リウマチに準じた薬物療法が行われる.
日本内科学会会誌
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