日本内科学会雑誌
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今月の症例
家族性肺動静脈奇形を合併した遺伝性出血性末梢血管拡張症(Osler病)
塩谷 隆信佐竹 將宏中野 真理子守田 亮三浦 肇小高 英達佐藤 一洋佐野 正明橋本 学伊藤 宏
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2010 年 99 巻 10 号 p. 2529-2531

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抄録

症例:45歳,女性.両側胸部異常陰影の精査目的で受診し,本陰影は,胸部CTと肺動脈造影の結果,肺動静脈奇形(pulmonary arteriovenous malformation:PAVM)と診断された.長姉71歳にもPAVMの既往歴が確認された.本症例は,粘膜および内臓の多発性末梢血管拡張の存在から遺伝性出血性末梢血管拡張症(hereditary hemorrhagic telangiectasia:HHT,Osler病)と診断された.家族性多発性PAVM症例はHHTの可能性があることが示唆された.

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© 2010 一般社団法人 日本内科学会
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