日本内科学会雑誌
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III.内科領域の診療ガイドライン概観
6.呼吸器
一ノ瀬 正和
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2010 年 99 巻 12 号 p. 2996-3004

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抄録

呼吸器領域の慢性疾患で特に罹患率が高いのは気管支喘息とCOPDであるが,両疾患のガイドラインが2009年に改訂された.気管支喘息の治療は吸入ステロイドが第一選択となるが早期導入で患者の大部分は健常人と同じ生活が維持できる.COPD治療に関しては,禁煙指導に加え長時間作用型気管支拡張薬が第一選択となり,単剤あるいは多剤併用で症状やQOLの改善に加え増悪現象,疾患進行抑制,さらには死亡率も低下する.

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© 2010 一般社団法人 日本内科学会
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