川崎幸病院大動脈センター
2010 年 99 巻 2 号 p. 282-287
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Stanford A型急性大動脈解離と胸腹部大動脈瘤に対する手術は未だ定型化された手術方法はなく各施設で様々な工夫がなされている.解離手術においては体外循環の送血部位,上行置換,弓部置換の術式選択,人工血管と解離動脈の吻合法,下行大動脈に対する処置などが検討されている.胸腹部大動脈瘤は手術死亡率は未だ高く脊髄虚血による対麻痺も克服されていない.本稿では各術式の簡単な紹介と川崎幸病院の現状を記す.
日本内科学会会誌
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