埼玉医科大学腎臓内科
2010 年 99 巻 5 号 p. 1013-1019
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腎代替療法(renal replacement therapy:RRT)はAKI患者に対する中心的な治療法であるが,確立された開始基準はない.ただしAKI患者の死亡に関する最大のリスクファクターが体液量の増加であることから,明らかな溢水を呈する前段階でのRRT導入が望ましい.また経験的に循環動態の不安定なAKI患者には持続的RRTが選択されてきたが,近年は負担を減らした間歇的RRTを長時間頻回に行うことで適応患者の幅が広がり,遜色ない成績が得られている.
日本内科学会会誌
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