東京大学医学部吉利内科
東京大学医学部木本外科
1962 年 51 巻 8 号 p. 1087-1094
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亜急性甲状腺炎を思わせる症状をくりかえした1例につき,甲状腺のOpen biopsyを行ない,組織所見においてamyloid沈着を証明したが,炎症性の組織変化は全く認められず,さらに各種臨床検査および肝生検をおこなつたところ, amyloidの沈着は甲状腺にのみ撰択的であつた.今日まで報告されているamyloid甲状腺腫で亜急性甲状腺炎を思わせる症状を呈した例はないので,このような症状との関連につき詳細な検討を試みた.
日本内科学会会誌
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