94名の健常人を対象に, 24時間Holter心電図1)を用いて,不整脈を分析した.上室性期外収縮(以下SVPB),心室性期外収縮(以下VPB)は,それぞれ, 62名(66%), 55名(59%)にみられた.その純,心房細動が1名(1%),第2度の房室ブロックが1名(1%)に出現した. VPBの出現率は, 30, 40および50才台より60才以上の者において有意に高く,加令の影響が考えられた. VPBの出現数は,加令,性別および睡眠と有意な関係を示さなかつた. 1日当りの期外収縮の出現数は, Weibull分布2)を示した.この分布に基づいて統計処理を行なうと, SVPBでは149個, VPBでは55個までが,健常人の1日当りの出現数と考えられた.