日本内科学会雑誌
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職域小集団を対象とした,食事性因子と血圧との相互関係特に, Na, K,蛋白質摂取量との関係
小川 政史
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1986 年 75 巻 12 号 p. 1717-1722

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抄録

某企業健康男子従業員264名を対象とし,食事性因子と血圧との相互関係を検討した.ナトリウム(Na),カリウム(K),尿素窒素(UN),無機硫酸(SO4)の24時間尿中排泄量を夜間尿(起床時第一尿)を用いて推測する方法を応用し,検診時に全員の夜間尿を採取した. Na/クレアチニン(Cr), K/Cr, UN/Cr, SO4/Cr, Na/K, SO4/UNと血圧との関係を重回帰分析により検討したところ,年令,肥満度以外に尿のSO4/UN, K/Cr, SO4/Cr比の順に血圧の下降に関連していた. 264名という職域小集団においてさえ, Kと動物性蛋白質摂取量が血圧と負の関連を示した.

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