日本内科学会雑誌
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肝細胞癌を合併した骨髄腫の1例
井上 純一中西 信輔野村 正博赤木 笑入中川 昌壮
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1986 年 75 巻 12 号 p. 1845-1846

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抄録

骨髄腫に肝細胞癌を合併し,剖検にて胆道内出血を認めた稀有な例を経験したので報告する.症例は70才,男. 8年前より慢性肝炎,良性M蛋白血症(BMG)として加療.その後血沈の亢進, M蛋白(IgA-K)の増量を認め,高熱にて入退院をくり返した. 5年前より肝シンチにてspace occupying 1esion (SOL)を認め, 1年前骨髄穿刺にて骨髄腫を,さらに血管造影にて肝細胞癌の合併を確定診断した.しかし,腹痛,下血をきたし,貧血,黄疸にて死亡した.

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