京都府立医科大学第三内科
1988 年 77 巻 1 号 p. 115-116
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症例は39才,女性.四肢近位筋優位の脱力・筋萎縮が亜急性に出現,増悪した.筋生検で筋原姓異常と単核細胞浸潤を認め多発性筋炎と診断。一方,血中胆道系酵素の上昇と抗ミトコンドリア抗体陽性,肝生検で細胆管の増生と単核細胞浸潤を認め,原発性胆汁性肝硬変(Scheuer分類II期)の合併と診断.両者の合併は極めて少なく,現在までに7例の文献報告しかない.臨床像につき若干の文献的考察を加え報告した.
日本内科学会会誌
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