兵庫医科大学第一内科
1988 年 77 巻 3 号 p. 441-442
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症例, 18才女性.四肢末梢のしびれ感を主訴に受診,高血圧(182/112mmHg),低K血症(2.8mEq/l),の精査目的にて入院.入院時血漿レニン活性低値(0.10ng/ml/h以下),血漿アルドステロン低値(30pg/ml以下),代謝性アルカローシスを認めた.著明な高血圧の家族歴を有し,母系に同様の検査所見を得た.下垂体副腎系等の内分泌器官は正常で, triamtereneにて降圧を見, spironolactoneは無効であった.以上よりLiddle症候群と診断した.
日本内科学会会誌
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