三木市立三木市民病院内科
神戸大学医学部第一内科
1989 年 78 巻 12 号 p. 1771-1772
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症例は77才男性. 53才より心陰影の拡大を指摘され, 73才の時心膜穿刺にてprimary chylopericardiumの診断を受けた. 77才で右下肺野に間質性陰影の出現を認めたため,リンパ管造影と胸部CTスキャンを施行,肺へのリンパ液の逆流を証明した.本症例は過去に報告されたprimary chylopericardiumの症例としては最高令であり,本症の予後を知る上でも貴重な症例と考え報告する.
日本内科学会会誌
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