日本内科学会雑誌
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α-blockerが著効を示したautonomic hyperreflexiaの1例
永井 隆富沢 貴吉江 康正小林 節雄森松 光紀
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1989 年 78 巻 8 号 p. 1205-1206

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抄録

患者は39才の女性で, 17才の時第2, 3胸椎の損傷を受け,その後,両下肢は完全痙性麻痺,第2胸髄以下は全知覚消失となった. 35才頃より臥位より座位になると頭重感,両上肢鵞毛が出現するようになった. 38才の時臥位より座位になると血圧が130/60より220/90に上昇した.本例は膀胱内圧上昇が誘因となって生ずるautonomic hyperreflexiaである.本例ではα-blockerが有効であった.

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